rimworldプレイ記録05「加入」
泥臭いキミはどうして牢に繋がれる羽目になったのかね?
……
私は旅人でね、すぐにでも彼方へ行くのだよ。
……
かつては間星艦隊の技術士官を務めていてね。
惑星基地の設計を手掛けたこともあったさ。
アレはあれは、実に難しい仕事だった。
……スランボ
お話がなかなか弾んでいるようで。
おお、アスキア君か良い所に来た。
前はいったい何のことまで話したのだったか……
ええと。確か、第五艦隊での助勤の話だったかと。
そうだった、そうだった。
あれは実に得難い経験だったよ。
ストークスはインフラ整備の専門家であり、高名な芸術家でもあり、一流の格闘技術も有している得難い人材だが、根無し草の気があるらしい。
気の向くままに職を辞してリムワールドに降り立ち、彼は宙賊の門を叩いた。
入団試験を兼ねた初めての襲撃に失敗して今は牢に繋がれているというのに、この紳士は変に楽しげですらある。
狂っているのかいアレは?
そんなことはないと思いますが。
彼が言うには危険も旅の楽しさらしいですよ。
『旅』ねえ。
男ってのは本当にそういうの好きなもんだね。
ええ、周囲の探索に出る予定があると言ったら。
「是非とも、協力させてくれたまえ」だそうです。
まあいいさ、知識を分かち合えるならね。
あたしは異人だろと亜人だろうと歓迎だよ。
知恵の砦に一人の異人が加わった。
彼の初仕事は自分の部屋づくりになるだろう。
ありゃ、ゾウだよな。
うん。
まあ、ゾウなら人に慣れたっておかしくないか。
……うん。
おお、ゾウか。
あれがスランボなんだよな?
……多分。
それが何で倉庫ではしゃいでいるんだ?
……
す……すばらしいっ‼
口が聞けたんだね?
らしいですね。
今、どうしてるんだい?あれは。
ゾウの世話をし始めました。
ったく、うちのは勝手が過ぎる奴ばかりだね。
……
こうして知恵の砦に二頭と二人が加わったのだった。